Alone Spider @ LUSH LIFE 0405 |
1人で演奏しているとその全ては自分の責任。行く場所行く場所にお客さんのオーラやその箱のオーラを感じ取ることができます。そのすべてをその場で吸収して音を出すというか…。そう、何かを感じないと演奏はできません。時にはそのバイブレーションを少ししか読み取れずに終わってしまう事もあります。それはLIVEであり毎回同じではないということ。いつどこでも同じ演奏。同じソロ。これはレコード歌手にとってはとても大事なことなのです。例えば「あのアルバムのギターソロが聴きたくて来ました」。ということもありますし。「あの歌い方が好きなんです」。と。聴き手側の感覚は演奏者とは違うのです。しかし、私は同じ曲を演奏していても毎回感じていることが違うので演奏も変わることでしょう。それは、ある意味ダメなことであり。あるいみイイ事でもある。
ここからは私の考えです。
私は毎回、同じ演奏、同じソロはあまり好みではありません。ある程度は同じかもしれませんが、思いがけない事で飛び出すサウンドが沢山あります。LiveはRecordingではありません。
もし私が聴きて側だとします。そこで、毎回同じ演奏で同じソロを弾き続けるパフォーマーのLIVEであれば、私はレコード、CDだけを聴きます。
例えばめったに来日しないミュージシャン。もちろん私も「あのソロを!あの歌を!」を期待しますが、弾き手側が今を生きている音楽家であればきっと違うはずなんです。
それを感じると熱くなるし涙もこみ上げてきます。
みんなが同じではないんですよ。最終目的・着地点は!
パフォーマンスの形態。
パフォーマンスの方法。
全ては自由なんです。
あの人のやり方はこの人と違う、、、
当然なんです。
私にしかできない音。
私にしかできない曲。
当然なんです。
よく耳にする、あいつの演奏はRockじゃない!B luesじゃない!Jazzじゃない!Punkじゃない! 言いたいことは痛いほどよくわかります(ジャンルを区別する上において)。
だた大切なことは
自分に向けて演奏をしないということだと思っています。
私はみんなに聴いてもらいたいです。
私を嫌う人にも聴いてもらいたいです。
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